都会のマンション、中国・四国のマンション
【修繕積立金編】
ここでは修繕積立金の積立額を月当たり、㎡当たりで比較してみます。
修繕積立金はその名のとおり積み立てることを前提としているにに対し、予算を年度末に使い切る管理費の性質とは大きく異なります。
将来の修繕工事に備えて、なるべく無理なく、効率的に積み立てることに注力するのはいうまでもありません。そして管理組合の最も苦心するところは「修繕積立金不足」と感じる管理組合が多いということです。(全国統計では約3割の管理組合が不足と回答)修繕積立金不足に不安を覚える管理組合は、はたしてどれだけこの専用使用料の計上先を案じているでしょうか。
使用料、専用使用料の充当先(計上先)1.管理費に充当2.修繕積立金に充当3.管理費、修繕積立金に按分配分してそれぞれに充当
1の場合その使用料は管理費となって年度末に消化されて消えます。積立の原資を放棄しているのに等しく残念。2の場合、使用料は積み立てる原資であることで修繕積立金の資金確保の計画と計算ができます。3の場合、積み立てるものと消化するものを按分して振り分けます。どちらにも配慮した運用方法となります。
修繕積立金の積み立てる原資を求めれば、2が最も効率的であることはおわかりでしょう。しかしそれでは管理費が不足してしまう、あるいはこの先の火災保険料も払えないという管理組合も予想されます。このような状況であれば管理費の値上げを上程する原因となりますが、3のように使用料を管理費、修繕積立金に按分して管理費にも充当して不足分を補おうとする形もあることを覚えておきたいです。積み立てるべき性質の原資である使用料などを修繕積立金に充当(計上)することを基本としつつ、積み立てる原資と消化する原資を明確に分けることで修繕積立金不足の問題に対処することができることを認識し、今後の検討課題としていただきたいと思います。
1.修繕積立金制度の有無 (上段:回答数 下段:%)
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2.現在の修繕積立金の残高 (上段:回答数 下段:%)
規模、築年数、大規模修繕工事実施前後などで金額は当然にかわってくるのであくまでも目安。都市圏は億超えが当たり前となる。中国・四国は5,353万円
3.現在の修繕積立金収入/月/戸当たり(使用料・専用使用料からの充当含む)
(上段:回答数 下段:%)
中国・四国は1万円を割る。東京圏は1.5万円近い。金額の差はありますが、1.5万円までの比率が一番多いということに注目。近い将来1万円超えは必至。
専用庭、駐車場などを修繕積立金に充当している。管理費に充当していないところがミソ。この形が無理なく貯めるに望ましいのは言うまでもない。問題は全額を充当しているか、ある割合で管理費に充当しているかが課題となる 。
4. 現在の修繕積立金収入/月/㎡当たり(使用料・専用使用料からの充当含む)
(上段:回答数 下段:%)
修繕積立金はその名のとおり積み立てることを前提としているにに対し、予算を年度末に使い切る管理費の性質とは大きく異なります。
将来の修繕工事に備えて、なるべく無理なく、効率的に積み立てることに注力するのはいうまでもありません。そして管理組合の最も苦心するところは「修繕積立金不足」と感じる管理組合が多いということです。(全国統計では約3割の管理組合が不足と回答)修繕積立金不足に不安を覚える管理組合は、はたしてどれだけこの専用使用料の計上先を案じているでしょうか。
1.修繕積立金制度の有無 (上段:回答数 下段:%)
2.現在の修繕積立金の残高 (上段:回答数 下段:%)
(上段:回答数 下段:%)
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